無線機テストボード(301A型用) TRXETEST-3
超小型人工衛星用無線機
を簡単に動作確認テストできるボードです。
無線機に接続して電源(5V)を供給すると、送信および受信機能の動作試験を行える。
地上局無線機の近くで動作させると送信信号が地上局で受信でき、テストボードの出力端子に
クリスタルイヤホンを接続すると地上局送信信号の受信音をモニターできます。
436.5MHzの受信機を制御するシンプルなプログラムを作成しました。(436M5受信だけ.asm)
302A型送信機と組み合わせる時は、このプログラムを参考にして下さい。
★納期・価格については西無線へ問い合わせ下さい。
☆無線機本体を御購入の方には納品時に1ヶ月間の無料貸出し可、希望者は連絡下さい。
301A型無線機を接続して確認できる機能は、
1.FM受信機
電源5Vを供給してPWRスイッチをONにすると受信機のPLLデータを設定して受信状態にします。
CN2の2ピンから受信出力をモニターできます。(クリスタルイヤホンで受信音を聴取可)
CN2の3ピンにRSSI(信号強度)電圧を出力(100kΩ負荷抵抗を接続する)
2.FM送信機
電源5Vを供給してPWRスイッチをONにすると送信機のPLL周波数データを設定します。
FM
PTTスイッチをONにすると送信状態、OFFで待機状態。
送信状態でFM MOD
INにFSK等の変調信号を入力するとFM変調された電波を送信します。
3.CW送信機
電源5Vを供給してPWRスイッチをONにすると送信機のPLL周波数データを設定します。
CW
KEYスイッチをONにすると連続送信状態になります。
CW
KEYスイッチをOFFにしてKEY(VVV)をONにすると、モールス符号のVVV・・・を送信します。
4.サンプルソフト
(301A用 TRXETEST-3-asm.lzh) (101A用
TRXETEST-3-101Aasm.lzh)
電源ON時に各PLL設定データを出力、標準セットの周波数は、
CW送信機・・・・・・436.750MHz
FM送信機・・・・・・436.500MHz
430MHzFM受信機・・・436.650MHz
145MHzFM受信機・・・145.835MHz
CW
KEY制御端子にモールス符号のVVV・・・を送信。(CW
KEYスイッチONで送信)
マイコンはPIC16F648Aを使用、受信機が145MHz用と435MHz用に対応する各1個付属。
(★パケット通信等のデータ通信制御機能はサンプルソフトに含んでいません)
★PLL-ICのデータシート
5.接続例
製品は写真と一部異なる場合があります。(電池は製品に含みません)
6.回路図
7.付属品
電源コード(5V供給用) ・・・・1本
301A型 FM受信機接続コード・・・1本
301A型FMCW送信機接続コード・・・1本
受信音モニター用イヤホン・・・・1個
8.注意
(1)このテストボードに付属のコードはビニル電線を使用しており、地上実験用です。
衛星搭載用の接続コードは別途テフロン電線を使って下さい。
(2)送信の動作テストする時はアンテナ端子に50Ωダミーロードを接続すること。
やむを得ずアンテナ端子を開放のまま送信テストする場合は約10秒以内の短時間にすること。
無線機本体(301A型)はここをクリック
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-----編集責任者:西 裕治 (Ji3CKA)-----