★超小型人工衛星用SSB送信機 2014年開発★
0.8Wのローパワーで長距離通信
2014年12月3日「はやぶさ2」と相乗して同時に打ち上げられた、鹿児島大学と九州工業大学による共同製作の
小型衛星「しんえん2」に搭載されて深宇宙から地球へ430MHzで0.8Wの電波を送信しました。
内蔵のプリント基板は、50MHzと144MHzのNTSシリーズSSBハンディトランシーバーに使用している基板を
改造して組み上げました。(PLLシンセサイザは、外部VCOと組み合わせて430MHzでのC/Nを改善)
SSB変調により、WSJTの通信方式を応用して深宇宙空間までの長距離通信に成功しました。
------- <430MHz帯SSB送信機の概要 TXE430MSSB-101A
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(1)送信出力・・・・・・ 0.8W
(2)消費電力・・・・・・ 約4W
(3)電源電圧・・・・・・ 6V
(4)動作環境温度・・・・ 0〜+50℃(周波数安定度=±2.5ppm以内)
(5)ケース外形・・・・・ 136×70×21mm
(6)質量・・・・・・・・ 約150 g
*動作環境温度は、+70℃で送信出力が約30%低下、-20℃以下ではPLLロック外れが見られる。
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-----編集責任者:西 裕治 (Ji3CKA)-----