バンド分割案---(1)1.9MHz,(2)3.5MHz,(3)7MHz〜10MHz,(4)14〜18MHz,(5)21〜28MHz,(6)50MHz
送信部実験回路(1.8〜54MHz,40dB,1W出力)
この1ヶ月程は別件の仕事の割り込みであまり進められませんでした。(2000.3.23)
各バンド別のLPF回路をシミュレータで検討した図です。これを元に実験で回路定数を決めていきます。
バンド別シミュレーションデータ(179KB)
バンド別のフィルタの実験を進めています。1.9,3.5,10MHz用ではシミュレーションデータに近い特性が得られました。
少しロスが多目のようなので、R12を4.7Ωにしてドライバの電流を増やしました。
14〜50MHzはシミュレータの回路定数からだいぶ変更しましたが一通り出来ました。
これで小型化の見通しが明るくなってきました。
3.5 バンドと送受切替回路
回路図が半分くらい書けてきました。
NTS-C02A回路図(案)---作図中(PLL部,低周波部は未記入)
バンド切替スイッチをどうするか、まだ迷っています。
実験中の2回路6接点ロータリースイッチ(MR-K206 日開)は、小さくてロスも割合少ないが、価格が高めである。
他に手頃なスイッチが無いか調査中
★★★<求む---スイッチ情報>★★★
ロータリースイッチ MR-K206
別件の仕事が猛烈に忙しくなって長いブランクになっちゃいました、お待ちの方には申し訳ないです。
ピックマイコンを使う仕事もあって、結局簡単なプログラムは自分で組めるようになって来ました。
そこで、もう一つの悩みのタネであったチャンネル設定方法を考えていたら良い方法が思い浮かびました。
サムホイールSWは3桁必要ですが、2桁のサムホイールSWで4桁分(10KHz〜10MHz)を設定する方法です。
A案:電源ON前に10Mzと1MHzの桁を設定しておく。電源ON後は100KHzと10KHzの設定に変わる。
B案:MHz桁とKHz桁の切替SWを設ける。
どちらかの方法を使えば、10KHzまで細かく設定出来るし、マイコン端子不足が解消してケースも大きくならずに済む。
「なあんだ、そんなことか」と言わないで下さい。本人は真剣に考えた結果の名案だと思ってますので---
ローコストで小型に設計するのは難しいですね。
開発速度がペースダウンしていますが、もうしばらくお待ち下さい ----- 2000.8.15
開発をあきらめた訳ではないのですが、随分間が空いてしまいました。---2001.1.31
他の仕事が猛烈に忙しくなって、と言い訳をしております。
別のページでPLLユニットを出してありますが、これをHFコンバータの局発用に応用する予定です。
PLLユニットのページ
バンド切替に連動して広範囲に周波数をコントロール出来るC/Nの良いVCOと組み合わせます。